1人で食べる時よりみんなで食事をした時の方がより食べてしまうのか?という研究

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今回は1人で食べる時とみんなで食べる時の食事量についてです。

 

まぁ、経験上なんとなくわかると思いますが、答えはみんなで食べた時の方が多く食べてしまうのです。

 

では、実際にどれくらいの人数がいるとどれだけ食べてしまうのでしょうか。

  

友達といるだけで食事の仕方が変わる!?

サム・ヒューストン州立大学のジョン・デ・カストロは、食事の社会的促進が、覚醒、感情、空腹、または社会的相互作用の増加によるものかどうかを調査するために、82人の成人から得られたデータに対して分析を行った。

 

彼らは、摂取したすべてのもの、いつ、どこで摂取したか、他の人の数、および空腹、高揚、不安の主観的な状態の7日間の日記をつけるように言われた。

 

その結果、誰かと一緒にいた時は、摂取率ではなく食事の時間に関連していたが、自己評価の空腹は、食事の時間ではなく摂取率に関連してい

 

具体的には、誰かと一緒に食べる時は一人で食べる時より33%多く食べ、3人と一緒の時は58%、5人と一緒の時は70%以上多く食べた。

 

そして、7人人以上になると96%も食べた。

 

また、不安な時は人の数とは関係していなかったが、高揚感を感じていた時には、他の人の存在と正の相関があた。

 

つまり、他の人々の存在が摂取を促進し、独立して高揚感を高めることをわかった

 

友達といるだけで・・・!?

トロント大学ハーマン・ポリビーたちは、消費に対するグループのサイズと知人の影響について調べた。

 

女性の被験者に単独、ペアで、または4人のグループで夕食を提供することによって調査された。

 

被験者は一人で、友達と、または見知らぬ人と食事をした。

 

その結果、ペアと4人のグループの両方の被験者は、単独の被験者よりも多く食べた。

 

これは、他の人がいるだけで、特定の人数よりも摂取量を増得たことを示した。

 

友人のいる被験者は見知らぬ人の被験者よりもデザートを多く食べており、食事仲間と一緒にとることで消費量が増えたことがされた

 

まぁ、友達とかといれば話に夢中になり、いつの間にか思っていた以上にい食べてしまうのでしょう。

 

ちょっと一言

友達といると楽しいので、その分食べてしまうのです。

 

また、ダイエットをしている人は少し誘いを断らないといけないかもしれません。

 

ただ、しょっちゅうそんな機会がないなら楽しい時間を過ごすために行っていいと思います。

 

2週間に1回くらいなら食べすぎとところで、すぐに太るわけでもないので。

 

そのくらいのペースなら、逆に楽しみができて毎日頑張れると思います。

 

ちなみに、こういうのをチートデイといい、たまにたくさん食べることで返って痩せるのです。

 

要するに、脳に飢餓状態ではないということを伝えることで、いつも通り脂肪を燃やしてくれるのです。

 

逆に、食事制限ばかり続けると脳は生命の危機だと判断し、なるべく脂肪を燃やさないようにするのです。

 

だから2週間に1回くらいはみんなで美味しいものを食べに行くのも前ぜなりだと思います。

 

参考文献

Social facilitation of duration and size but not rate of the spontaneous meal intake of humans

Social facilitation of eating among friends and strangers