内発的動機付けが大事なのはわかるけど一体どんな要素があるの?

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今回は内発的動機付けの要素についてです。

 

人間のモチベーションには2種類ありまして、1つは内発的動機付けで、もう1つは外発的動機付けです。

 

で、何が違うかといいますと、前者は進んで自分から「やりたい」というモチベーションのことです。

 

例えば、ゲームなんかがその代表です。

 

後者は、「お金をあげるから勉強しなさい」みたいな感じです。

 

これは場合によっては即効性があるかもしれませんが、効果は持続しません。

 

一方で、内発的動機付けは自分の内側からわき起こるモチベーションなので効果は長期的です。

 

もちろん、ゲームなんかは誰に言われてやっているわけでもないので、ピンと来るはずです。

 

ですが、ゲーム感覚で日常を過ごせれば、もっといいと思いませんか。

 

ゲームは内発的動機付けだってわかると思いますが、日常にそれを活かすためにはその要素がどんなものかわかった方が良いと思います。

 

そうすれば、義事や勉強など個々に合った目標をゲーム化して活かせると思います。

 

ちなみに、こういうのをゲーミフィケーションといいます。

 

内発的動機付けの3つの要素!

1、自律性:自分の人生を自ら切り生開いていきたいという欲求

自分で何かに挑戦しようと決めたら、自分のやり方を選んで課題をクリアしていき、目標を達成する。

 

様々なルートを通ってき、全課程を通して発見と学びのチャンスを得られる。

 

決まったシナリオが存在しないことが多く、もちろん指示もないので自分で考えて進むしかない。

 

2、熟達:自分にとって意味のあることを上達させたいという欲求

誰にでも、様々な面で向上したいという欲求がある。

 

それなのに、最初の一歩を踏み出すモチベーションがないことが多い。

 

ゲーミフィケーションはポジティブなフィードバックと初心者向けのチュートリアル(基本的な操作)を与えてくれることで、選んだ特定の分野での最初の一歩を踏み出しやすくしてくれる。

 

ただ、熟達には終わりがない。

 

何かを追求するということは、常に1つ上のものを目指すこということが言える。

 

3、目的:自分の利益を越えた大きいもののために何かを成し遂げたいという欲求

ゲーミフィケーションには行動の変化、スキルの習得、イノベーションの促進という3種類の用途があり、少なくともいずれかの1つが目標になる。

 

それに加えて、主な目的は終始一貫して、自分にとって価値のある目的でなければならない。

 

ちょっと一言

いかがでしたか。

 

RPGなどのゲームをやったことがある人ならかなり理解できたのではないでしょうか。

 

もちろん、日常をゲーム化するには本当のゲームとは違うところがあります。

 

それは自分で考えないと進まないことと、終わりがないということです。

 

ただ、自分の目標に対して最初は何をして良いかわからなければ、とにかくポジティブなフィードバックとチュートリアルを用意しておいて、そこから少しずつ道をはみ出していけばいいのではないでしょうか。

 

このゲーミフィケーションって考え方はいいと思ったのですが、全部自分で考えないといけないのが難点なので、困ったらそういう考えたに戻ればいいかなと思います。

  

参考文献

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか