人生を前向きにする言葉♯10

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スモールゴールをたくさん作ろう。人間はいくつも達成できそうなゴールがあると思うだけで幸福度が高まる。しかも実際に達成しようがしまいがそれは関係ないのだ。だから目標はいつでも達成できそうなことをたくさんリストに挙げておこう。そうすれば幸福度が高い状態で他のことをやれば楽しさは増す。

 

 

週の中で最も説得しやすいタイミングがある。それは金曜日の午後から夜にかけてだ。次の日が休みだと思うと人は気分が良くなる。そして気分が良いと人は説得されやすくなる。またこの効果は古今東西どこでも金曜日の午後なら影響を及ぼす。説得したいことがあれば金曜日の夕方ぐらいに話を切り出そう。

 

 

ラフバラー大学のルイス・レイナーたちは被験者に運転シュミレーターの席に座る前に休憩させた。第一グループは偽薬を飲み、第二グループは200mgのカフェインを摂取し、第三グループは200mgのカフェインを摂取し昼寝をさせた。その結果、第三グループは2つのグループの成績より良かった。

 

 

先延ばししていることが山積みになっているならまずリストを作ればいい。リストには具体的で簡単な行動を書いておこう。リストは多くても10個程度が良い。そして暇な時間にそれを見返して選択をしよう。人間は自分がコントロールできていると思うだけでモチベーションが高まるので先延ばしが防げる。

 

 

時間を有効に使うためには一つひとつに集中することだ。集中度合いが高いほど時間に余裕ができる。集中力を高めたいなら20分くらい早歩きの散歩、コーヒーを飲んだりペパーミントの香りを嗅ぐのも良い。そして何をどういう手順でこなしていくのかを具体的に書いておくだけでも集中力は充分高められる。

 

 

最強のリラックス法は自然の中を歩くことだ。この効果は運動や瞑想よりも高い。それに反芻思考も抑えてくれ、幸福感を高めてくれる。この理由は自然と触れ合うことで副交感神経が活性化されるからだ。もしそういう場所に行けないならばスマホなどで緑の多い写真や動画を見るだけでも同様の効果がある。

 

 

遊びの予定は先にどんどん入れてしまおう。こうすること時間に制約が生まれる。するとどうしてもそこまでに終わらせなければならないという心理が働くので余計なことをしたり迷ったりしなくなる。結果的に集中力を最大限に発揮できる。ちなみにいくつか楽しみがあることで幸福度も増すから一石二鳥だ。

 

 

諦めてばかりで最後までやり通せたことがないなら、「それは一旦横に置いておく」と考えよう。そうすることで、次はもう途中から始められる。さらに時間が経っているのでそれまで気が付かなかったことが気づけるようになっていることも多い。例えば昔観た映画でも今観ると大分感じ方が違うのと同じだ。

 

 

1日中集中できる方法がある。30分~1時間に1回5分程度呼吸瞑想(目を閉じてゆっくり呼吸して呼吸に意識を向ける)をすることだ。すると脳がそれまでやったタスクの記憶の整理をしてくれる。それが終われば頭がすっきりした状態で次の作業にスムーズに移行でき最大限集中して取り組むことができる。

 

 

つい昔の悪い習慣が出てしまうこともある。そんな時は自分と失敗したことを切り分けよう。決して失敗と自分を同化させてはいけない。今目標にしている習慣化がうまくいかないこともある。その対策として悪い習慣が出た時はできた時とできなかった時の環境やトリガーや原因の違いを探ってみよう。