料理はお皿の重さによって美味しさが変わるというあり得そうな実験!

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今回は料理の美味しさが重さによって変わってしまうということについてです。

 

まぁ、美味しさって結構外部環境されるんですよね。

 

一番わかりやすいのは、『モニタリング』という番組で高級店で100円くらいの食べ物をアレンジしてお客さんに出すと美味しく思ってしまうといった感じだと思います。

 

それは音だろうが見た目だろうが五感に関係しているものであれば、美味しさに影響を与えます。

 

で、今回は重さですが、どのくらい印象が変わると思いますか。

 

重さで美味しさは変わる!?

ヴァーヘニンゲン大学のベティナ・ピケラスフィスマンたちは、容器の重量が食物に対する人々の感覚的および快楽的反応に影響を与えるかどうかを調査した。

 

実験では、重さが異なることを除けば、同じ3つのボウルにまったく同じヨーグルトを入れた。

 

ボウルは60グラム、350グラム、700グラムの3種類を用意した。

 

被験者は、片手でボウルを持ち、もう一方の手でスプーンをもって、3つのボウルからのヨーグルトを評価した。

 

具体的には、フレーバーの強さ、密度、期待価格、好みを評価した。

 

その結果、フレーバーの強さを除くすべての属性で有意な効果が見られた。

 

最重量のボウルのヨーグルトがもっと濃厚で高価だと評価され、最軽量のボウルに入った同じヨーグルトは安っぽい味あまりおいしくないと評価された。

 

つまり、お皿の重さは、食品に対するの認識に大きな影響を及ぼし、お皿の重さが増すにつれて、知覚される密度、風味の強さ、予想価格、好みの評価が上がた。 

 

ちょっと一言

ということは、家で使うお皿を買う時には重いものを選んでも良いかもしれませんね。

 

ただ同然で、美味しさが増すのですから。

 

また、ダイエットや食事制限をしている人でも役に立つともいます。

 

美味しさが増すということは、食事の満足度が増すということですから。

 

まぁ、あまりに重いものは今度持ちにくいと思うので、自分に合ったものを選んでもらうといいと思います。

 

とはいっても、どう選んでいいかわからないという人のために今回は2冊おすすめの本を紹介します。

  

選択の科学

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後悔しない超選択術

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 参考文献

Does the weight of the dish influence our perception of food?