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今回は長く放送される番組ってどんな番組なのかについてです。

 

今の日本のテレビ番組って、たまに見ますけどいろいろ試行錯誤しているなと感じます。

 

でも、大体がすぐに終わっていくような気がします。

 

その一方で、何年も続く番組もあります。

 

今回はその違いについて調べた研究を紹介します。

 

ブログとか、YouTubeをやっている人でもかなり参考になると思います。

 

視聴率が高いテレビ番組って!?

ウェスタン大学のロバート・ケネディたちは、テレビネットワークによる番組紹介を分析し、また模倣的で差別化された番組を比較した。

 

具体的には1961年から1989年までのプライムタイムに放送された、全てのテレビ局のテレビ番組を調べた。

 

その結果、975番組のほとんどが2シーズンで終わっていた。

 

また、人気のあるジャンルも大きく移り変わっていくこともわかった。

 

研究者たちは統計モデルを使い、放送局が新番組を制作して放送した時に、模倣する戦略と差別化を図る戦略のどちらが優位かも調べた。

 

その結果、ABC、CBS、NBCはお互いに真似し合う傾向が顕著だった。

 

ところが、独自性を狙った番組の方が、トレンドを真似する番組より一貫して高い成果を上げていることがわかった。

 

模倣戦略をとった番組の方が視聴率が低く、放送期間も短かった。

 

つまり、とにかく独自性を貫いた方が視聴者は観てくれるということですね。

 

ちょっと一言

これは別にテレビ番組に限ったことではありません。

 

今やブログ、SNSや動画など個人がいくらでもメディアを持てる時代になりました。

 

ということは、そういうものでフォロワーを集めたいと思うなら独自性は必須です。

 

まぁ、僕自身も独自性が貫けているかどうかわかりませんが、とりあえず人がやっていないことをバンバン試しまくることが重要なことかなーと思います。

 

ですので、再確認の意味でも僕自身、もっといろんなことを試していかなくてはいけないと思いました。

 

まぁ、YouTubeの動画でもうまくいっている人の動画を真似すればうまくいくような気持ちもわかります。

 

ですが、視点をずらしてパクリみたいなテレビ番組を見た時にどう思うかと考えれば、やっぱり独自性はあった方が良いと思います。

 

で、ブログやYouTubeチャンネルで色んな情報を発信している人もかなりいるかと思います。

 

多分テレビ番組と通じるところがあるかと思いますし、やっぱり自分のブログなどをたくさんの人に長く見てほしいと思っていると思います。

 

いつもはアイデアの本を紹介していますが、それを読んだからといったすぐにアイデアが出るとは限りません。

 

ですが、今回紹介する本は答えではなく、問いの方が大事だというものです。

 

その本は、「問いこそ答え」だという本です。

 

「答えがほしければ、色んな問いを考えろ」みたいな感じです。

 

人間って基本的に問いがあると答えようとしてしまうのです。

 

良く会話の中でも、「何で」って聞かれた時に答えてしまうと思います。

 

訊かれた時に、答えるべきかどうかを迷う人はいないはずです。

 

話を戻しますと、だからたくさんの質問をポストイットに書いてトイレとかよく見るところにあちらこちらに貼っておくのが良いのではないでしょうか。

 

ただ、家族に見られたくないとかなら、自分の書斎やメモ帳でも、何でも良いのでとにかく自分で問題を読めれば何でもいいのです。

 

多分、アイデアや問題を多ければ多いほど、混ざるので今まで気づけなかったことに気付けると思います。

 

問いこそが答えだ!  正しく問う力が仕事と人生の視界を開く

問いこそが答えだ! 正しく問う力が仕事と人生の視界を開く

 

  

 

参考文献

Strategy Fads and Competitive Convergence: An Empirical Test for Herd Behavior in Prime-Time Television Programming