クリエイティブな人は複雑な感情を抱いているがゆえに周りから評価されない!?

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今回はクリエイティブな人についてです。

 

誰でも、多分「クリエイティブ」っていう言葉にはポジティブな印象を持っていると思います。

 

ですが、一方で人間って自分と違った考えを持たない人とって好意を持ちにくいのです。

 

よく、「人と仲良くなりたければ共通点を探しましょう」って心理学の本にはよく書いてありますが、クリエイティブな人がみんなと同じようなことや思考をしていたら、その人はクリエイティブな人ではないということになってしまうのです。

 

創造性は望ましい目標と考えている人でも、普通の人たちは創造的なアイデアを拒否することがよくあるみたいです。

クリエイティブな人が良く思われない理由!

サンディエゴ大学のジェニファー・ミューラーたちは、このパラドックスを説明するために人々が不確実性を減らす動機を経験したときに活性化される創造性に対してバイアスをかけることができる実験をした。 

 

実験では、まざまな方法を使用して不確実性(予測できないこと)を操作した。

 

そういう状況や曖昧な条件を前にした時に、創造性と実用性のどちらをとるかを観察した。

 

その結果、参加者が不確実性を経験したときに、(実用性と比較して)創造性に対する負のバイアスの存在があることがわかった。

 

また、不確実な状況から脱したいと思っていると、創造性を受け入れる力が弱くなった。

 

さらに、クリエイティブな人はリーダーシップの潜在能力を評価されるときに、「不利」になる恐れもあった。

 

(ただし、カリスマ性が高いと評価された人は除く)

 

研究者たちは、「要約すると、創造的なアイデアを表現することとリーダーシップを発揮することとの間のネガティブな関連性は強く、クリエイティブなリーダーを選択することに対する重要であるが、クリエイティブな人はみんなと違う発想をするので否定的な反応をされる」とコメント。

 

ちょっと一言

まぁ、言われてみればそりゃそうでしょと思いました。

 

実際に、創造性の高い人は統合失調症だったり感情の起伏が激しかったりして、だから普通の人には見えないものが見えるのでクリエイティブなことが思いつくのです。

 

一方で、そういう人は周りから理解されないので評価されにくいのです。

 

でも、これからはそういう人が逆に生き残っていける時代です。

 

誰がやったってできる仕事はAIにとって代わられます。

 

ですので、もし自分が周りとなんか意見が合わないとか思うなら、それは創造性が高い証拠です。

 

そして、それは正しいとか間違っているとかはないのです。

 

ですので、どんどんアイデアを出してビジネスなりなんなりをやるといいと思います。

 

で、もう今起業してビジネスをやって仲間を集めたいなら、そういうとんでもない発想を持っている人と手を組んでもいいと思います。

 

まぁ、いずれにしてもアイデアは誰にでも必要ですので、参考になる本を何冊か紹介するので、もしよかったらチェックしてみてください。

 

 

アイデア大全

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アイデアのヒント

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アイデアのちから

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アイデアのつくり方

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参考文献

The Bias Against Creativity: Why People Desire But Reject Creative Ideas
Recognizing Creative Leadership: Can Creative Idea Expression Negatively Relate to Perceptions of Leadership Potential?