人間関係が充実して気分も安定して学校の成績も上がり、さらに目標追究の喜びを味わえる方法とは?

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今回は人生が充実している人の特徴についてです。

 

みなさんは今の人生に満足していますか。

 

とは言っても、抽象的でわかりにくいかもしれません。

 

人間関係が良好だったり、自分の目標を着々とこなしていたり、また精神的な面で誰かをうらやんだり欲求に振り回されることなどがない人生です。

 

で、こんなふうに思いませんでしたか。

 

「そんなことができる人はいると思うけど自分にはできるわけない」と。

 

でも、ちょっと待ってください。

 

根本的に誰でもできることで、そういう人生を手に入れられるとしたらその方法を知りたくありませんか。

 

気になる方は読み進めていってください。

 

人生が充実している人ってどんな人?

カリフォルニア大学バークレー校のジェフリー・フローは、大規模な高校で、一部の生徒が他の生徒よりもいい成績を収めている理由を調べた。

 

高校生(N = 1,035)を対象にして、感謝の気持ちの度合い、生活満足度、集中力、周囲に溶け込んでいるかどうか、学業、羨望、うつ病、物欲、社会的統の測定をした。

 

その結果、構造方程式モデリングを使用して、感謝の気持ちが物欲などを制御していた。

 

そして、感謝をしている生徒はより高い成績をとり、人生の満足度なども高く、一方で羨望とうつ病は低下していた。

 

また、社交面では感謝の念を抱いている生徒は、人との絆の強さや生活面での高い満足度を強く示す要因になっていた。

 

日常的に、感謝の気持ちを良く味わっている生徒は、深い人間家系を持ち、友人や家族と過ごす時間を楽しみ、周りの人たちから支えられていると感じていることも多かった。

 

精神面では、気分が落ち込んだり他人をうらやんだりすることも少なかった。

 

さらに、日常生活で感謝することが多ければ、成績が上がるだけではなく、学問的な目標を追求する喜びを味わえることも増えていった。

 

ちょっと一言

一見、自制心と喜びって関係なさそうに見えますよね。

 

ですが、自制心があるほど、目先の快楽より未来の目標を重視するようになるので、目標に向けて楽しむのです。

 

自制心があると、目標を簡単にあきらめたりしないのです。

 

その結果、自分の目標をどんどん追求していくのです。

 

それが楽しかったり喜びになるのです。

 

つまり普段から感謝の気持ちを持っていると、人生が充実するのです。

 

だからといって、やみくもに感謝すればいいわけではなく、どういうことがうれしかったを考えた方が具体的な感謝の気持ちが生まれます。

 

多分、人間の根源的な幸せは人間関係だということがわかっているので、関係が意識できる感謝が自制心などを強めてくれるのだと思います。

 

ですので、具体的にうれしかったことについて感謝してみるのが良いと思います。

 

それはただ感謝したり、日記みたいにしても良いのですが、実際に手紙を書いて相手の目の前で読み上げると幸福感が結構上がったりするようです。

 

ただ、ハードルがいくらなんでも高いので、手紙を渡すだけでもいいです。

 

どんなことで感謝しているのかを手紙に書いて渡せば、相手も喜んでくれます。

 

まぁ、恥ずかしいという感情もありますが、本当に感謝を伝えたい相手なら書いてもいいと思います。

 

参考文献
Gratitude and the reduced costs of materialism in adolescents.